ご挨拶
「テーマ:お互いを理解しあおう」
大船渡西ロータリークラブ
会 長 古 内 一 二
大船渡西ロータリークラブに入会させて頂き10年を迎えた年に会長を仰せつかりましたことは、身に余る光栄と感じると共に大変な責任を感じております。
2019年12月に中国の武漢で新型コロナウイルス感染者が確認されてから、わずか数か月の間に全世界がパンデミックになり、我が国に於いても2020年1月最初の感染者が報告され早3年。こんなに長引くとはだれも予想しなかったのではないでしょうか。当然我々の生活環境にも大きな制限と影響を受けましたが、特に飲食・宿泊・旅行業界に於いては死活問題にもなるほどの大変な痛手を受けました。
ロータリー活動ももちろん例外ではありません。活動の根幹でもある例会の開催がなかなか出来ず、数多くの活動計画が中止せざるをえなかったです。
志田パスト会長、この一年本当にご苦労様でした。
そして今、世界に目を向ければ、毎日ロシアによるウクライナ侵攻のニュース、国と国の覇権争いのニュース、それに伴う「物不足」のニュースがほとんどです。
ジェニファー・ジョーンズRI会長の2022‐23年度のテーマは「イマジン」想像です。「疾病のない世界。すべての子供が読むことが出来る世界。希望、愛、平和を想像してください。誰も昨日を想像する人はいません。人生の将来は、想像することから始まります。そして限界は想像力の欠如です」と述べられております。
また、2520地区の天野ガバナー年度の基本スローガンは「もっと育てよう!奉仕と友情」です。コロナウイルスの終息と世界の平和を祈って考えたと言っておられます。これらのテーマとスローガンを受け、大船渡西ロータリーとしての、今年一年のスローガンは「お互いを理解し合おう」をテーマに、伝統を大切にしながらも、持続可能なより良い変化を生むロータリー活動を目指していきます。
具体的には会員卓話の回数を増やし、限られた時間の中で、まず会員個人の魅力を理解することが重要だと思っております。そして、その個人の魅力の延長がクラブの魅力につながり、如いては重要課題の一つである会員不足の解決につながる要因になると思います。多様性を重視しクラブの活性化には欠かせない会員増強の課題です。
今年は、組織図の会員増強の枠には多くの会員をお願いしてありますが、この事項はク
ラブ全体の事として取り上げていきたいと思っておりますので、より多くの会員皆様のご協力をお願いいたします。
最後に、国内が、世界が混とんとしている今だからこそ「奉仕の理想」(ロータリーソング)の志を持ち、日々の活動を邁進していきたいと思います。
今年一年宜しくお願いします。